「しんどい」
コロナ対応に追いつめられる看護師の心の叫び
コロナ感染者は減るどころか止まらず、医療がひっ迫している状況です。「見えないゴールとの戦い」「未知のウィルスの治療や看護」「懸命に治療した結果の死」・・・。このように、看護師が精神的にも肉体的にも追いつめられる状況が毎日続いております。
コロナ病棟では、生命維持装置など高度な治療をしている患者のケアが多く、いつも緊張状態が続きます。また、施設内での感染を防ぐため、特定の医師・看護師がコロナに感染した患者の対応をしている施設がほとんどです。
このような状況下の中、相次いで看護師の退職者が増えています。特に、新型コロナを受け入れている医療機関では、離職率が2割超えているというデータを日本看護協会は公表しています。また「看護師不足」と答えた医療機関は、新型コロナの患者を受け入れている病院では、およそ45%にのぼっている現状です。